
今年のお盆も例年のごとく、お休みはカレンダー通りで。
世間のお盆休みが明けた月曜日に休みが取れたので、前日の日曜日から一泊で、和歌山県田辺市にある「亀の井ホテル紀伊田辺」での宿泊を目的にドライブ。
途中の有田郡広川町では、以前から行ってみたかった「稲むらの火の館」の見学も。
阪和自動車道を海南ICで下り、まずは昼食に以前行って気に入った、有田市の「有田箕島漁協直営 浜のうたせ 」にある『うたせ食堂』に。
食堂は午前10時からのオープンで、到着したのが10時半くらい。
窓から漁港が見えるカウンター席で、今回は…
うちの奥様は『寿司ランチ』と…
自分は『季節の海鮮丼』を。
箕島漁港はタチウオの漁獲量が日本一だそう。
時世と同じくコチラでも、以前来た時よりメニュー料金が少し値上げになってたけど、タチウオの刺身や海鮮は前回同様で美味しかった♪(*^-^*)
この日は日曜日で、食べ終わった頃からお昼時間に近づくにつれ続々と車が。
早目に着いといて良かったf(^_^;
前回と同じくGR86と、漁港風景との記念写真も(^_-)
まぁ、前回と代わり映えはしませんがf(^_^;
食後、海岸沿いの有田湯浅線を走り、広川町にある「稲むらの火の館」に。
以前みん友さんのブログで見て、いつか行ってみたいと思ってたので今回訪問を(^人^)
入館料を払いパンフレットと、なにやらクイズゲームで使うカードを頂き入館。
順路に従い、まずは「津波防災教育センター」の方へ。
ミニ津波の様子が見れる『津波シミュレーション』
壁にレーザーで津波の高さのイメージが。
かなり見上げる高さ…想像すると怖い(^_^;
最初にもらったカードで、番号順に防災に関してのクイズを回答して行くと、最後にその結果をプリントしたハガキサイズのカードがもらえます。
自分の結果は全然ダメダメでした(>_<")…反省(-_-;)
30分おきの上映で、時間になったので『3D津波映像シアター』に。
映像で津波や防災の事とかを色々学習。
1階見学の後、センターの2階へ。
コチラと提携している「アチェ津波博物館」のコーナー。
アチェ津波博物館は、インドネシア・スマトラ島北部アチェ州バンダ・アチェにある博物館で、甚大な津波被害をもたらしたスマトラ島沖地震 (2004年)を記念して2009年に開館した博物館だそう。
"稲むらの火"についての『稲むらの火展示室』
『継承の道』
3階も見学。
1階に下りて「濱口梧陵記念館」の方へ。
濱口梧陵は…広村(現在の広川町)で分家の長男として生まれ、12歳の時に本家の養子となり、銚子での家業であるヤマサ醤油の事業を継いだ人物。
安政元年(1854年)濱口梧陵が広村に帰郷していた時に突如大地震が発生。
"安政の東海地震"(いわゆる半割れ)の際、梧陵は津波が来る事を予感し、率先して「廣八幡宮」に村人を誘導し避難、その時は被害は少なく結果的にはこれが避難訓練に。
その後、"安政の南海地震"が起こり紀伊半島一帯を大津波が。
前回と同様に「廣八幡宮」に避難はしたが、暗闇の中で取り残された村人達も。
そこで梧陵は"稲むら"(稲束を積み重ねたもの)に火を放ち、この火を目印に村人を誘導して安全な場所に避難させ多くの命を救ったらしい。
これが『稲むらの火』と言われる実話なんだそう。
震災後、濱口梧陵は故郷の広川にとどまり、私財を投じて復旧・復興と、今後の津波の備えに大堤防も築いたそう。
濱口梧陵は、勝海舟との親交が深かったらしい。
『土間シアター』では、そんな濱口梧陵についての事を色々と。
「稲むらの火の館」
津波や防災について、そして和歌山には"濱口梧陵"という偉大な人物がいた事など、知らなかった事が色々勉強になりました。
夏の和歌山と言えば、家族でレジャーや海水浴のイメージ。
それもイイんですが、先日はカムチャツカ半島付近による地震で各地に津波警報の発令もあったので、時には子供と一緒に家族で、こういう場所で学ぶ事もアリなのではないかと個人的には。
残念で悲しい事ではありますが、今は和歌山にパンダもいませんしf(^_^)笑
前にあった「道あかり」でちょっと休憩(^.^)
その後、御坊湯浅線から国道42号線を走り、この日宿泊の田辺市にある「亀の井ホテル 紀伊田辺」に到着。
チェックインしてお部屋へ。
今回の部屋。
部屋からの景色。
部屋で少し休憩後、温泉へ(^-^)

※写真は公式サイトよりお借りしました(^人^)
お風呂に入り汗も流してスッキリ♪
少し部屋で湯冷ましした後、館内を写真撮りながらブラブラと(^.^)
"天神崎"方向が今回は部屋から見えなかったので、2階のテラスから写真を。
田所島と、元嶋神社の鳥居。
元島。
大浴場がある、5階の廊下から。
ロビーにあった「亀の井ホテル」の生みの親・油屋熊八の像。
新たに、田辺高等学校美術部によりデザインとペインティングをしてもらい、ホテルに最近帰ってきたそう(^.^)
亀の井ホテル紀伊田辺に宿泊するのは、今回で二度目。
前回宿泊した際は素泊まりだったけど、今回は朝・夕食付きで(^-^)v
うちの奥様は晩酌に『みぞれ酒』をf(^_^)
食事が終わってロビーから外を見ると、綺麗な夕焼け空。
もう少し時間が経つと、もっと綺麗に(*^.^*)
部屋からも。
この日の最後は、全国にある亀の井ホテル宿泊者限定の無料サービス、『夜鳴き担々麺』を頂き就寝(^_^)
翌朝、部屋からの景色。
チェックアウト前に、もう一度2階のテラスから写真を。
この向こうには「天神崎」が。
以前"天神崎"に訪問した際の、ブログのタイトル画像。
今回は暑くて見に行かなかったけど、タイミングが合えば、こういう風景が見れます(^_-)
今回の宿泊費は、二人合わせて2万3千円ほど。
当初は避暑に、恵那峡宿泊から"茶臼山高原"に行こうかと直前まで考えていたが、大阪からは少し距離があるし夏バテ気味だったので、またの機会の楽しみにし、もう少し近場で色々探していたら、今回のけっこうお安いプランを見つけて和歌山の「亀の井ホテル紀伊田辺」に。
ホテルで温泉に美味しい食事と、涼しいお部屋でノンビリと時間を過ごし、猛暑が続く日々の中、リフレッシュ出来たドライブとなりました♪(*^-^*)