![Jag MK2のクーラー25 Jag MK2のクーラー25](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/045/491/304/45491304/p1m.jpg?ct=7e5c3344cc4d)
エバポレーターユニットのプラスチックケースの補修です。
フィンユニットを固定する際に引っ掛ける穴が欠けています。
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赤丸内がつながっているようですが切れてしまっています。
用意したものはこちら。
プラリペアと型取くんです。
先ずは型取りくんを熱湯で軟化させ、壊れていない方の引っ掛け穴に押し付けて型取りです。
水をかけて冷却し取り外します。
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きれいに型取りできました。
この型を修復側の穴に嵌め込んで隙間にプラリペアを
ニードル法 で滴下します。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/059/272/989/6fa81cdf6c.jpg?ct=2921cd287fff)
ううむ、下手…
案の定、型を外し裏側を見たところ樹脂が回っていませんでした。ダメです。
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硬化もイマイチです。
第二回目
型取りをやり直し、再度ニードル法で樹脂を盛ります。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/059/272/911/9c301c61e8.jpg?ct=c8629b601e4c)
細かなところまで樹脂を回すには、接着液を極少量垂らして小さな玉にする方法が良さそうです。
一日経って固まった様なので型を外したら
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樹脂が流れ込んでいません。
これはもう、型の無いまま樹脂を盛り上げるしか無いと判断して実行
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/059/288/001/e167042ca3.jpg?ct=e442c0e11bf7)
モリモリと肉盛りです。
翌日硬化したところで形を整え完了です。
ここでこのケースに嵌合するルーバーと組み合わせてみました。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/059/297/835/c40f267c1a.jpg?ct=79fe9823f252)
赤丸部のルーバーの引っ掛け爪がケースの穴の位置とズレています。
爪が鉄板の板金物なのでハンドニブラーで切り詰めます。管球ラジオをアルミシャーシで組んでいた頃からの愛用品です。
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Vに開いている箇所を手で握ると赤丸部先端の刃が本体に潜り込み、挟まれた板材が切断される仕組みです。
挟んでパチンと切った姿です。
![](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/059/297/848/c10e814ab2.jpg?ct=42e983fa0f6e)
ルーバーとケースの引っ掛かりも改善しました。
以上でクーラーケースの修復はほぼ終わった様です。
今回使った樹脂は重合硬化とはいうものの最初はグニャリとした感触で、一日経つとそれなりの硬さになるので更なる硬化に期待して組立は後日にします。
Posted at 2021/09/27 20:09:00 | |
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