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先日、仙台の方を走っていました。
一瞬、目を疑うマシンが！！「N-BOXエレメント！？」
改造車？いや、ホンダ・ディーラーにあるぞ！？


見間違いじゃない。エレメントだ！しかもN-BOXの！驚愕！


だって、あれは2014年の東京オートサロンで発表され、ホンダ社内で売れるのは、スラッシュか？エレメントか？って、結局、時代はアウトドアでなく、マイルドヤンキーとされた悲劇のモデル！(笑)
しかも！そろそろ、新型N-BOXが発売されるこの時期に！？


ところで、N-BOXがなぜプリウスより売れているか知っていますか？
まず、ミニバン、トールでハイト・ワゴンなのに破綻していないデザイン。
これに尽きると思います。


そもそも、見晴らしがよく、沢山、人も乗れ、荷物も乗れるミニバンは、便利過ぎてハマってしまいます。
しかし、ミニバンのデザインがカッコイイと信じていた人は、流行から目が覚めてしまい、ハッと我に返りました。
「カッコ悪い」と(笑)→それが7人乗りSUV流行の潮流となった…。

そんな中、N-BOXの絶妙なデザインは、ミニバンということを一瞬、忘れてしまうぐらいN-BOXという独自のルックスです。


しかも、N-BOXの走りは軽を忘れるぐらいテキパキ、グイグイ、リッターカー並みに走ります。
これは試乗して他車と比較すると一目瞭然なんですが、そんなに試乗で決めた人は、多くないと思うので、やはりデザインの勝利だと思います。

なんと、新型N-BOXは「軽であることを忘れるぐらいの走り」で開発されているらしく、ますます走りに磨きがかかるとのこと。


しかし！初代オーナーから言わせて貰うと、走り◎。静粛性×。つまり隙間がありすぎです！
80キロ以上では音楽はストレス音になり、冷たい強風がドアから入り、排気ガスのトラックが横から来ると臭います。

これが私のだけじゃないN-BOXなら、ホンダさん、改善しましょー！
俺のだけの症状なら、保証切れだし、料金かかってもいいから直してね。(笑)


さて、N-BOX ELEMENT ですが、なんとカタログモデルにありました！しかもオプションなので、誰でもエレメントになれます！


前述、N／（エヌ・スラッシュ）は、歴史に残る軽でした。過去形なのは、もう消えます…。
インテリアもエクステリアも沢山のカラーリングから選べ、クルコン、本革、ステアリング＆シート・ヒーター、中央には巨大な高音質のスピーカー、装備に関しては400万クラスの軽自動車でした。

しかし、私が心配していたとおり、購買層を若くし過ぎで撃沈！
こんなことなら、初めからエレメントを追加すれば良かったのです。（+買った後だと困ったけど）

後釜のダイハツ・ウェイクは、N-BOX+より当然、優れた部分が多くあり、モンベルなどの特別仕様も出るぐらいアウトドア・コンセプトですが、やはり2番煎じ、こちらはセールス的にパッとしません。見るからに倒れそうなルックスが不安感を感じるのか？(笑)


もしかして、ホンダ社内では、エレメント派とスラッシュ派の戦いがあったかもしれません。(笑)
勝ったように見えたスラッシュでしたが、新型発売直前の最後の最後に、反省の意味も込めて？発売された。と、エレメントを担当した方のレクイエムのような気がするのです…。

それにしても、軽を買おうとしている方は、ぜひスラッシュも検討して下さい。他の追随を見ない歴史に残る軽自動車であることは間違いないのです。