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去年から騒がれていたけど先月メジャーなニュースとなったメルセデスの高収益モデル以外の廃止。

廃止するモデルは、Aのハッチとセダン、B、CLAクーペとシューティング。SUVではGLAとGLB！

愛車GLB入ってるじゃん！(笑)　日本デビューしてまだ2年だぞ。

つまり、デカいモデルで高級っぽいから(中身スカスカでも)お前らスリーポインテッドスターなら買うだろ？値段は高くしてタップリ儲けさせて貰うぜ！とまあ、こんなのが本音だろうか？

かつて、世界のトヨタもバブル時代に「小さな高級車プログレ」という5ナンバーの高級車を出したがトレンドにはならなかった。全世界の潮流だろうが、デカい＝高級車なのだ。

日本の国土では軽自動車が最高のはずなのに、そうなってないのが事実である。世界中の人々の深淵にも戦争だ。犯罪だ。と周りへの恐怖に晒されているのが現状だろう。

では、身を守る為には？ガタイがデカくて、フロントフェイスが怖いオラオラ顔がいい。丸目でなく異形ライトが流行なのもそんな深層意識の表れかもしれない。

前述のメルセデスのABやCLAは、正にプログレ的小さな高級車である。さすがに5ナンバーではないが180センチの幅は日本の道路にピッタリだ。

メルセデスの良いところは、AからXクラス(日産車だけど)まで内装や装備もほぼ同じである。価格が高いモデルにはサスやら装備やらが変わっている。そんな感じである。

カメラなんて日本の方が優秀と思ったら暗くて解像度が低い分割画面だったりする訳で、一方メルセデスの360°カメラは自然で解像度が高くこれも狭い場所では非常に助かるのだ。

だからAクラスが人気なのは手軽なエントリーモデルという理由では無く、小さいのにメルセデスの剛性はそのまま。装備もそのまま。単に小さくて取り回しの良い便利なメルセデスだからなのだ。

都会が狭いイメージがあるが実際は車線もしっかりしているし、2メートル幅でも気にせず乗れるが、広いと思っていた田舎は旧城下町の市街に入ったら最悪で自転車しか通れないし、県道だからって安心して進むと田んぼの中でクルマがすれ違えないという道路も多々あるのだ。

だからこそ幅が小さいクルマは非常に有難いのだが、小さな高級車は今後も人気になることは無いのであろう。特に一番小型と感じるAハッチバックが無くなるのは非常に残念である。

ところで、クラシックカーが人気の昨今だが若い世代が見たことないクルマ、異文化のクルマとして買うのは別として、我々オッサン達が、子供時代や若い時にはあらゆる事情で高嶺の花だったけど、今なら余裕が出来たので憧れだったクルマを買おう！

というムーブメントのような気がするがどうであろう。

ということは、デビュー当時から乗っていて30年経った今でも所有しているオーナー。というのは本当にスゴイことである。

当時から購入出来て且つ、どんな事情があろうが手放していない。そんなオーナーに私は憧れる。

どんなに高級なクラシックカーでご満悦だったとしても内情はオモチャの大人買いや成金趣味の買い漁りと変わらないし、とどのつまり人のお古というの事実は避けられない。

結局、幼少時コンプレクッスの解消の代用行為に過ぎないのだ。

だからこそワンオーナーのクラシックカーというのが、クルマ界のヒエラレルキーの頂点なのである。

話はＡクラスからズレたような気がするが(笑)、廃止される我がGLBもそうなるべきだ！いやそうなりたいのである。

ワンオーナーが偉いって言っても、自分自身は20代から所有しているクルマは皆無なのである。

それはクルマの意思でなくオーナーの強い信念にかかってるはず。果たして自分にそれが出来るのであろうか？

2030年EV全盛時代になった時、果たしてディーゼルGLBを所有し続けているのであろうか？

GLBはもう見れないのである。（EQBになっただけのような気が）

攻殻機動隊では2025年には電脳化されて義体がメジャーな時代だけど(ってあと2年後じゃんかよ。)時代はアニメより進んでいないので案外2030年もアイスは走っているような気がする。