江崎グリコが40年ぶりのトップ交代、創業家の悦朗氏が新社長に
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2/14(月) 15:47
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産経新聞
江崎グリコが40年ぶりのトップ交代、創業家の悦朗氏が新社長に
江崎勝久氏(江崎グリコ提供)
江崎グリコは14日、江崎勝久社長(80)の長男、江崎悦朗・専務執行役員(49)が3月24日付で社長に昇格すると発表した。勝久社長は代表権のある会長職に就く。勝久氏は昭和57年6月以来、社長を務めており、経営トップの交代は約40年ぶりとなる。2月11日に創立100周年を迎えた節目に合わせ、経営陣の世代交代を進める。
【写真】グリコ・森永事件で会見する江崎勝久氏
3月24日の株主総会を経て正式に決定する。勝久氏は創業者の江崎利一氏の孫で、社長就任以来、「アイスの実」などのヒット商品を送り出したほか、「ポッキー」などの海外展開にも尽力した。一方、昭和59~60年に起きたグリコ・森永脅迫事件では誘拐される被害に遭い、その後も製品への青酸混入を予告されるなど危機に直面。同社はフィルムで製品の箱を密封するなど、ブランドイメージの回復に努めた。
新社長に就任する悦朗氏は勝久氏の長男。サントリーなどを経て江崎グリコに入社。平成28年からは代表取締役に就任、経営企画や海外事業部門の責任者を務めてきた。
江崎悦朗氏(えざき・えつろう)慶大卒。平成16年江崎グリコ。24年4月から取締役専務執行役員。兵庫県出身。
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2022/02/15 08:00:41