北陸や岐阜など 18日にかけ今季最多の大雪のおそれ 警戒を
2022年2月16日 11時53分 気象
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発達する低気圧と強い寒気の影響で18日にかけて、日本海側を中心に大雪となり、平地でも雪が強まるおそれがあります。
北陸や岐阜県、近畿北部を中心に18日にかけての雪の量が、今シーズンで最も多くなる可能性もあり、車の立往生など、大雪による交通への影響に警戒が必要です。
気象庁によりますと、日本海にある低気圧の影響で北海道や北陸、岐阜県などでは雪が強まっているところがあります。
午前11時までの3時間に降った雪の量は
▽岐阜県白川村で13センチ
▽山形県小国町で10センチ
▽北海道広尾町で9センチ
▽福井県大野市と青森県野辺地町で7センチなどとなっています。
低気圧は17日にかけて次第に南下して日本海側に近づき、上空には強い寒気が流れ込むため、さらに雪が強まる見込みです。
雪の見通しは
雪の見通しです。
17日朝までの24時間に降る雪の量はいずれも多いところで
▽北陸と岐阜県で80センチ
▽新潟県と近畿北部で70センチ
▽北海道と中国地方で40センチと予想されています。
16日夜以降は近畿や中国地方でも雪が強まり、四国や山口県、九州北部でも標高の高いところを中心に雪が降る見込みです。
18日朝までの24時間には
▽近畿北部で70センチから90センチ
▽北陸と岐阜県、それに新潟県で60センチから80センチ
▽中国地方で40センチから60センチの雪が降る見込みです。
北陸・岐阜・近畿北部周辺・総降雪量多く
日本海にある低気圧の動きが遅いため、北陸や岐阜県、近畿北部周辺では雪雲が同じようなところに繰り返し流れ込む見込みで、18日にかけての降雪量が今シーズンで最も多くなる可能性もあります。
風も強く、見通しが悪くなるところもある見込みです。
気象庁は、最新の気象や交通の情報に注意するとともに立往生など、大雪による交通への影響に警戒し、雪崩や屋根からの落雪、着雪による停電などに十分注意するよう呼びかけています。
大雪が予想される地域に車で向かわなければならない場合は、冬用タイヤやチェーンを必ず装着するようにしてください。
また、東日本と西日本の日本海側では、17日にかけて大気の状態が不安定になるほか、海上は大しけとなる見込みで、高波に警戒するとともに落雷や竜巻などの激しい突風にも十分注意が必要です。
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2022/02/16 12:40:02