
若隆景が東の関脇に 福島市役所ロビーに昇進祝う横断幕
02月28日 16時48分
来月13日に初日を迎える大相撲春場所の番付が発表されて福島市出身の若隆景が東の関脇になり、福島市役所のロビーに昇進を祝う横断幕が掲げられました。
福島市出身で大波3兄弟の3男・若隆景は、東前頭筆頭で臨んだ先場所で、終盤5連勝して9勝6敗と勝ち越し、28日に発表された春場所の番付で三役返り咲きを果たして、東の関脇になりました。
これを受けて、福島市役所1階のロビーには午前10時に、「大相撲関脇昇進若隆景関」などと書かれた横3メートル、縦2.4メートルの横断幕が掲げられました。
70代の自営業の男性は「春先から福島にとって明るいニュースでうれしいです。上へ上へ登っていってほしいです」と話していました。
また、60代の会社員の女性は「福島市の人が関脇に昇進してうれしいです。体は大きくならないタイプだと思いますが、今まで通り地道にやって、もっともっと上を目指してほしいです」と話していました。
若隆景は今回の関脇昇進で、目標としてきた元小結の祖父・若葉山の最高位を超えました。
若隆景の父親の大波政志さんは、自身が営むちゃんこ料理店で取材に応じ「うれしい反面、気が引き締まる思いです。大関を狙う定位置についたので、さらに上を目指してほしいです。三役としての力を持っていると思うので、もう一押しです」と喜んでいました。
そのうえで、来月から始まる春場所に向けて「15日間、万全の体調で、気持ちを振り絞ってがんばってほしいです」とエールを送りました。
先場所のあとに、地元のファンなどから多くのメッセージが寄せられたということで、「勇気づけられることばをたくさんいただいてありがたいです。気合いの入った相撲をとって番付をあげることが、応援への恩返しにつながると思います」と話していました。
大相撲春場所は、来月13日から27日まで行われます。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2022/02/28 19:01:57