福島県産の日本酒「春の鑑評会」
03月15日 16時35分
福島県内の蔵元が今シーズン造った日本酒の出来を競う「春の鑑評会」が会津若松市で開かれました。
この鑑評会は福島県酒造組合の主催で毎年、春と秋に行われ、今回は県内46の蔵元から合わせて186点の日本酒が出品されました。
審査は「純米酒の部」など3つの部門で行われ、どの銘柄かわからないよう同じ器に注がれた日本酒を15人の審査員が香りを確かめたり口に含んだりしながら5段階で評価しました。
その結果、最も評価が高い県知事賞には、「吟醸酒の部」は金水晶酒造店の金水晶、「純米酒の部」は鶴乃江酒造の会津中将、そして、県が開発した「夢の香」という酒米で造った酒の部門は松崎酒造の廣戸川がそれぞれ選ばれました。
福島県の日本酒は去年5月の「全国新酒鑑評会」で都道府県別の金賞受賞数が8回連続日本一となり、ことしは9連覇が期待されています。
福島県ハイテクプラザ会津若松技術支援センターの鈴木賢二副所長は、「今シーズンはここ数年と比べて米の質が格段によく、日本酒の出来も非常にレベルが高い。なんとか9連覇を成し遂げたい」と話していました。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2022/03/15 21:11:15