震度6強被災の「浜の駅」4日ぶり営業再開 相馬市
03月20日 11時30分
今月16日に震度6強の揺れを観測した相馬市にある商業施設、「浜の駅松川浦」は、20日、4日ぶりに営業を再開し、訪れた人たちが地元で水揚げされた魚などを買い求めていました。
地元の特産品を販売する相馬市尾浜の「浜の駅松川浦」は、今月16日の地震で壁にヒビが入るなど施設に被害が出たほか、停電や断水などの影響を受けて営業を休止していましたが、建物の安全が確認されこの地域では断水が解消したことから、4日ぶりに営業を再開しました。
地震の影響で地元の魚や惣菜の仕入れは今も安定していないということですが、一日も早く営業したいと再開を決め、施設に野菜を卸している業者が被災した人たちへの支援としてバナナを無料で配布しました。
この施設は、東日本大震災からの復興を支えようと、おととしオープンしましたが、去年2月に起きた最大震度6強の地震に続き、およそ1年半で2度、地震による大きな被害を受けました。
福島市から来た37歳の女性は「月に1、2回来ています。来るたびに家族みんなが好きな商品を買っています。SNSで再開を知って、応援したいという気持ちで来ました」と話していました。
「浜の駅松川浦」の常世田隆店長は「この店は相馬の復興のシンボルなので、立ち止まらずにとにかく営業して前に進んでいきたいです」と話していました。
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2022/03/20 19:18:26