音楽室で入学式 地震で体育館被害の相馬市日立木小学校
04月06日 12時43分
県内にある多くの公立の小中学校で6日入学式が行われ、3月16日の地震で、震度6強の揺れを観測した相馬市の小学校では、体育館が被害を受けたため会場を音楽室に変更して入学式が行われました。
相馬市によりますと3月16日の地震で市内では、3000棟を超える住宅が被害を受けいまも復旧作業が続いています。
相馬市にある日立木小学校では体育館のガラスが割れたり、壁が壊れたりする被害を受けたため6日の入学式の会場を急きょ、校舎内の音楽室に変更しました。
新入生14人は、保護者や先生に大きな拍手で迎えられて入場し、担任の先生から自分の名前が呼ばれると元気よく立ち上がり、マスクを着けたまま返事をしていました。
式では青田伸一校長が「ご入学おめでとうございます。みなさんが入学してくるのをみんなで楽しみにしていました」と語りかけました。
また、在校生代表として6年生の児童が、「一緒に仲良く楽しく元気に過ごしましょう」などと歓迎のことばを述べると新入生たちは緊張した様子でじっと聞いていました。
この学校では入学式の会場が体育館から、スペースの狭い音楽室に変わったことから職員が換気の徹底を心がけたということです。
新入生の男子児童は、「外で遊ぶのが楽しみです」などと話していました。
また、女子児童は「入学式は楽しかったです」と話していました。
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2022/04/06 20:59:24