岩手 宮古で31度 12日も各地で気温高い見込み 水分補給を
2022年4月11日 18時37分 気象
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11日は北海道から中国地方にかけての広い範囲で晴れて気温が上がり、特に岩手県では31度になるなど、ことし初めての真夏日となりました。12日も平年より気温が高くなる見込みで、意識的な水分補給などを心がけるようにしてください。
気象庁によりますと、九州を中心にやや発達した雨雲がかかっていますが、北海道から中国地方にかけては高気圧に覆われ、おおむね晴れて気温が上がりました。
日中の最高気温は、岩手県の宮古市で31度ちょうど、釜石市で30.3度などと平年より15度以上も高く、全国でことし初めての真夏日となりました。
このほか、福島市で29.5度、宮城県登米市で29.2度、福井市で28.2度、兵庫県豊岡市で27.5度、鳥取市で26.6度など各地で夏日となりました。
東北の太平洋側や北陸、山陰などで気温が上がった理由について、気象庁は上空に平年より暖かい空気が流れ込んだことに加え、山越えの暖かい空気が吹き降ろす「フェーン現象」も加わったとみられるとしています。
また、東京の都心でも24.7度まで気温が上がりました。
12日も各地で平年より気温が高い見込みで、日中の最高気温は福島市や甲府市で28度、福井市や名古屋市で27度、東京の都心や大阪市で25度などと予想されています。
今の時期は体が暑さになれていないため、意識的に水分を補給するなど体調を崩さないよう対策をとるようにしてください。
また、熱中症に詳しい専門家によりますと、気温が高くなりはじめたこの時期に無理のない範囲で散歩などの適度な運動で軽く汗をかいておくと体が暑さに慣れ、夏に熱中症になりにくくなるということです。
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Posted at
2022/04/11 18:44:22