
藤井五冠が武将姿で登場 「人間将棋」3年ぶりに開催 山形 天童
2022年4月17日 18時30分
武者などにふんした人たちを将棋の駒に見立てて対局する「人間将棋」が、山形県天童市で3年ぶりに開かれ、藤井聡太五冠などが武将姿で登場し、会場を沸かせました。
「人間将棋」は、将棋の駒の生産量が日本一の天童市で毎年春に行われる恒例行事ですが、去年とおととしは新型コロナウイルスの影響で中止となり、ことし3年ぶりに開催されました。
17日は藤井五冠と佐々木大地六段の2人が武将姿で登場し、対局に臨みました。
会場に設けられた巨大な将棋盤では「王将」や「飛車」などののぼりを持って将棋の駒にふんした40人が並びました。
藤井五冠らは、武将になりきったことばを使って駒たちに動きを指示し会場を沸かせていました。
ことしは感染対策のため、観客は事前に抽せんで当たった660人に限られましたが、会場近くでは大型モニターを通してパブリック・ビューイングも行われました。
会場で人間将棋を観覧した東京都の20代の女性は「藤井さんが一手一手どんな風に指すのかが興味深い一風変わった将棋だったので、とても楽しかったです」と話していました。
また、人間将棋の対局を終えた藤井五冠は「初めての経験で不安もありましたが、佐々木六段にも助けていただいて、何とか最後まで進めることができてよかったです」と話していました。
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2022/04/17 19:20:03