
阿武隈急行 地震で被害 梁川駅〜宮城 丸森駅の運転再開
04月25日 12時52分
阿武隈急行は、先月16日に発生した地震のため不通となっている区間のうち福島県伊達市の梁川駅と宮城県の丸森駅の間で25日運転を再開しました。
福島市と宮城県柴田町を結ぶ阿武隈急行は、先月16日の地震で駅のホームや線路などであわせて115か所の設備が被害を受け、一時、全線で不通となりました。
その後、復旧作業が進み、今月18日に宮城県側の槻木駅と丸森駅の間で運転を再開したのに続き、25日、伊達市の梁川駅と丸森駅の間でも運転を再開しました。
福島県内の区間での再開は初めてです。
梁川駅を25日午前6時52分に出発した列車には、利用客1人が乗り込んでいました。
梁川駅と丸森駅の間では当面、速度を落として運転したうえで、朝と夕方のみの臨時ダイヤとし、下りは朝が4本で夕方が6本、上りは朝夕それぞれ5本を運行するということです。
阿武隈急行によりますと、残る福島駅と梁川駅の間は被害が大きく、少なくとも来月末までは運転できない見込みで、当面の間、代行バスを運行するということです。
阿武隈急行企画営業課の舘山純主任は、「福島県内の区間でも一部再開できてうれしいです。利用客にとってはなくてはならない大切な足だと思いますので、少しでも早く全線で再開できるよう努めます」と話していました。
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2022/04/25 18:53:31