国内最大級のさくらんぼ「やまがた紅王」6月下旬から販売へ
04月30日 10時20分
山形県が開発した、実の大きさが国内最大級の新品種のさくらんぼ「やまがた紅王」は、生育が順調に進んでいることから、当初の予定どおり、ことし6月下旬から収穫が始まり、先行販売されることになりました。
「やまがた紅王」は、実の大きさが直径3センチ前後と、国内最大級で、糖度が20度以上と甘くて酸味が少ないのが特徴です。
平成30年から山形県内で栽培が始まり、山形県によりますと、現在2300軒あまりの農家などが栽培していますが、ことしは、去年のような霜や低温などによる被害がなく、生育が順調に進んでいることから、当初の予定どおり、ことし6月下旬から収穫が始まり、先行販売されることになりました。
ただし、今シーズンの出荷量はあわせて6トンで、山形県産のさくらんぼの平年の出荷量と比べると、その0.04%程にとどまる計算で、主に山形県内や首都圏向けに出荷される見込みです。
山形県の園芸大国推進課は「まもなく『やまがた紅王』を皆さんに届けることができる。ことしの出荷量は少ないが、多くの人に一度味わってもらいたい」と話していました。
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2022/04/30 22:07:29