本宮市の岩角寺 毘沙門天王像 12年ぶり御開帳
05月01日 11時49分
福島県本宮市の寺で、12年に1度となる秘仏・毘沙門天王の御開帳が始まり、多くの参拝客が訪れています。
本宮市の岩角山岩角寺に安置されている毘沙門天王の木像は、寺を開いた平安時代の僧、慈覚大師円仁の作と言われ、福島県の重要文化財に指定されています。
毘沙門天王にゆかりのある、とらにちなんで、12年に1度、とら年に行われる御開帳で公開されていて、ことしは1日から公開が始まりました。
参拝に訪れた人たちは、御利益にあやかろうと、毘沙門天王の像の右手に結ばれたひもの先に触って、願いをかけていました。
いわき市から母親と一緒に訪れていた14歳の男の子は「コロナを払ってもらって、マスクをつけない生活を送れるようにしてほしいです」と話していました。
岩角寺の佐藤教順住職は「コロナ禍で思い通りにならないなか、少しでも生活がよりよいものになるよう願いをかけてもらいたいです」と話していました。
毘沙門天王の御開帳は今月5日まで行われています。
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2022/05/01 13:08:27