
全日本こけしコンクール 3年ぶりに開催 白石
05月03日 12時48分
全国の職人たちが制作したこけしを展示・販売する国内最大級の祭典『全日本こけしコンクール』が白石市で3年ぶりに開催されました。
例年、白石市のホワイトキューブで大型連休の時期に開かれる全日本こけしコンクールは、全国の職人が腕を競いあう日本最大級のこけしの祭典ですがおととしと去年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、3年ぶりの開催です。
ことしは159人のこけし職人から796点の作品が寄せられ、最優秀賞にあたる内閣総理大臣賞には大崎市の櫻井昭寛さんのこけしが選ばれました。
櫻井さんの作品は鳴子系と呼ばれる伝統こけしで、胴の模様の広がりと配置が美しくうえ、首から胴体にかけての曲線や全体のバランスの良さが高く評価されました。
会場では東北各地の職人による実演販売なども行われ、訪れた人たちは1つ1つ見比べて気に入ったこけしを買い求めていました。
青森県から訪れた高校1年生の女子生徒は「3年ぶりの開催はとてもうれしいです。職人の思いが詰まったかわいいこけしをたくさん見ることができて幸せな気分です」と話していました。
この全日本こけしコンクールは5日まで開かれています。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2022/05/03 19:55:33