
浄土ヶ浜で新しい遊覧船の入港式 夏から運航 宮古市
05月29日 14時27分
岩手県宮古市の景勝地「浄土ヶ浜」で、この夏から運航される遊覧船が29日、宮古港に到着し、入港式が行われました。
宮古港に到着したのは、「宮古うみねこ丸」と名付けられた遊覧船で、地元の高校生たちによる吹奏楽の演奏や大漁旗で迎え入れられました。
入港式で、宮古市の山本正徳市長は「宮古市は海の町です。この町の良さを船を通じて発信していきたいです」と述べました。
「宮古うみねこ丸」は、2つの船体を甲板でつないだ「双胴船」で、全長およそ19メートル、総トン数がおよそ19トンあり、乗客80人を乗せることができます。
宮古市の浄土ヶ浜では、岩手県内のバス会社が遊覧船を運航していましたが、船の老朽化や採算がとれないことなどを理由に、去年、運航をとりやめたため、市が観光対策としておよそ2億2000万円かけ、この遊覧船を建造しました。
同じバス会社に委託する形で、7月17日から運航が開始される予定で、29日は多くの地元の人たちも訪れ、入港を祝って船の上から餅まきも行われました。
市内に住む80歳の男性は「この日を待っていましたから、地元とすれば一番嬉しい日です。これから、ここがにぎわって、たくさんお客さんが来るように願うばかりです」と話していました。
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2022/05/29 19:02:29