資源ごみなどのリサイクル率 福島県は全国最下位
05月30日 06時38分
福島県は令和2年度、資源ごみなどのリサイクルの割合が全国で最も低くなったほか、県民1人1日あたりの一般廃棄物の排出量も全国ワースト2位となったことがわかりました。
環境省によりますと、福島県は、空き缶や古紙といった資源ごみなどを再利用した割合を示す「リサイクル率」が令和2年度、県全体で13.2%と、全国平均を6.8ポイント下回り、和歌山県と並んで全国で最も低くなりました。
さらに、家庭や事業所から出た生ごみなどの一般廃棄物の量を人口で割った「県民1人1日あたりのごみの排出量」も1033グラムと、全国平均より132グラム多く、富山県の1039グラムに次いで全国で2番目の多さでした。
全国でワースト2位になるのは2年連続です。
市町村別では、広野町が1332グラムと最も多く、次いで川俣町が1323グラム、磐梯町が1292グラムなどとなっています。
県によりますと、家庭からの生ごみの廃棄量が多いと言うことで、ごみ削減のアイデアを募るなど、県民の意識を高める取り組みを進めて、4年後に県民1人1日あたりの排出量をいまより1割ほど減らしたいとしています。
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2022/05/30 18:34:29