ガソリン小売価格は174.5円 13年9か月ぶりの高値
06月30日 12時11分
県内のレギュラーガソリンの小売価格は、平均で1リットルあたり174.5円と、前の週より31円値上がりして今年の最高値を更新し、13年9か月ぶりの高値となりました。
国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、今月27日現在、県内のレギュラーガソリンの小売価格は、平均で1リットルあたり174.5円と、前の週より3円値上がりして今年の最高値を更新し、13年9か月ぶりの高値となりました。
値上がりは、これで3週連続です。
これは、中国の上海で新型コロナ対策の厳しい外出制限が解除され、EU=ヨーロッパ連合が、船で輸送されるロシア産の石油を当面輸入禁止にすることで合意したことから、原油の需給がひっ迫するとの見方が広がって、原油価格が上昇したことが主な要因です。
国による補助金によって、ガソリン価格の上昇は一定程度抑えられているものの、依然として高値が続いていて、国は30日、各地のガソリンスタンドに卸される分から1リットルあたり38.4円を支給することにしています。
石油情報センターは「アメリカやイギリスなどの利上げによって景気が後退し、原油の需要が落ち込むとの見方が強まっていることから、ガソリンの小売価格は、来週は値下がりすると見込まれるが、歴史的な円安のため、原油の輸入価格は依然高い水準が続くだろう」としています。
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2022/06/30 19:41:23