
相馬家当主の孫 3年ぶりに通常規模の「野馬追」で総大将に
07月05日 07時47分
コロナ禍での規模縮小を経て、今月23日から3年ぶりに通常の規模で開催される相馬地方伝統の夏祭り「相馬野馬追」で、14歳になったばかりの相馬家の当主の孫、相馬言胤さんが初めて総大将を務めることになりました。
1000年以上続くとされ、国の重要無形民俗文化財に指定されている「相馬野馬追」は、おととしと去年、新型コロナの感染拡大に伴って「甲冑競馬」や「神旗争奪戦」などの主要行事が中止されましたが、ことしは今月23日から3日間通常の規模で開催されます。
南相馬市によりますと、今月1日までに5歳から87歳までの354人の騎馬武者が参加を申し込んでいて、総大将は、去年まで務めていた33代当主・相馬和胤さんの長男、行胤さんに代わって、孫の言胤さんが初めて務めます。
中学2年生の言胤さんは先月、満14歳になったばかりで、今月22日に元服式に臨み、翌23日に騎馬武者を率いて出陣します。
言胤さんは、NHKの取材に対し「少し緊張しますが、威風堂々進軍できるよう頑張ります」と話していました。
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2022/07/05 12:48:24