
西日本豪雨から4年 中国地方の被災地 今も約90人が仮住まい
2022年7月6日 7時25分 気象
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西日本を中心に甚大な被害が出た西日本豪雨から6日で4年です。このうち中国地方の被災地では、今もおよそ90人が仮設住宅などで仮住まいの生活を余儀なくされ、住宅の再建や地域の復興が引き続き大きな課題になっています。
平成30年7月の西日本豪雨で、中国地方では災害関連死を含め、広島県で151人、岡山県で95人、山口県で3人の、合わせて249人が犠牲となったほか、8人の行方が今もわかっていません。
先月末までの時点で、仮設住宅などで仮住まいを余儀なくされている人は、岡山県で71人、広島県で22人で、山口県では昨年度までに解消されました。
また、中国地方の各地で計画された川の堤防や砂防ダムなどの復旧工事は、岡山県では1359か所すべてで完了した一方、広島県では、2523か所のうち、9割にあたる2268か所で終わり、残りの1割は、今年度中に完了する予定だということです。
被害が大きかった地域では復旧工事が完了せず、安全が確保されていないとして、自宅を再建できずにふるさとを離れた人もいます。
被災した農地の整備が遅れている地域もあり、住宅の再建に加え、地域の復興をどう進めるかが引き続き大きな課題になっています。
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Posted at
2022/07/06 12:35:14