雪崩で橋流出 国道252号が10日再開通へ 福島県
07月08日 17時17分
冬季通行止めの間に雪崩で橋が流出し新潟県との県境付近で通行止めが続いている国道252号線通称「六十里越雪わり街道」について、道路を管理する福島県は、う回路となる旧道の整備が終わったことなどから、10日再開通すると明らかにしました。
福島県会津地方と新潟県を結ぶ国道252号線は、冬季通行止めの間に只見町の「あいよし橋」が雪崩で流出し、近くの別の橋にも損傷が見つかったため、県境までの7キロ余りの区間で通行止めが続いていました。
道路を管理する福島県は、う回路となる20年前に使われなくなった旧道の補修や仮設のガードレールの設置が終わり、もう1つの橋の安全も確認されたことから、10日午前11時に再開通すると明らかにしました。
これで、冬期通行止めが始まった去年12月1日以来222日ぶりに新潟県側に通り抜けることができるようになります。
県によりますと、開通後も、あいよし橋があった場所からもう1つの橋までの520メートルの区間は片側交互通行とし、当面、午後7時から翌朝6時までは通行止めとなります。
また、大雨や地震の際は、一時的に通行止めにして安全確認を行うこともあるということです。
県南会津建設事務所大竹和彦所長は、「再開通によって交流が再開できることをうれしく思います。開通後も道路の安全性の確認を引き続き行っていきます」と話していました。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2022/07/08 21:18:06