将棋「棋聖戦」藤井聡太五冠 3連覇でタイトル防衛 五冠維持
2022年7月17日 19時00分 藤井五冠
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将棋の八大タイトルのひとつ、「棋聖戦」の第4局が名古屋市で行われ藤井聡太五冠(19)が勝って「棋聖戦」3連覇を飾るとともにタイトルの防衛に成功。ことし5月の「叡王」に続く今年度2つ目のタイトル防衛で、五冠を維持しました。
「棋聖戦」五番勝負はここまで、タイトルを持つ藤井五冠が、挑戦者の永瀬拓矢王座(29)を相手に2勝1敗として、タイトル防衛にあと1勝と迫っていました。
第4局は名古屋市で午前9時から始まり、藤井五冠が中盤以降、積極的に攻撃を仕掛け、次第に優勢に持ち込む展開となりました。
そして午後6時30分、104手までで永瀬王座が投了。
藤井五冠が3勝1敗で制し、おととし以降、「棋聖戦」3連覇を果たすとともに、ことし5月の「叡王」に続く今年度2つ目のタイトル防衛にも成功し、五冠を維持しました。
藤井五冠は17日が10代最後のタイトル戦で「1局目、2局目ともにかなり苦しい展開が続く厳しいシリーズだった。結果が出せたのはよかったが、厳しい戦いだったので、しっかり振り返らないといけない」と語り、タイトル防衛にも、勝利の余韻に浸ることばはありませんでした。
一方、敗れた永瀬王座は「先手で1勝もできず、それが課題だと思った。きょうも、途中でかなり厳しくなってしまったので、もう少し勝機の残る形にしなければいけなかった」と、悔しさをにじませていました。
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Posted at
2022/07/17 20:48:18