突然噴きだした「高さ30m以上の水」…水温23度ほど、天然ガスも噴出か
2022年8月14日 20時9分 読売新聞オンライン
飯生神社の敷地内で噴出する水柱(13日、北海道長万部町で)=大石健登撮影
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北海道長万部(おしゃまんべ)町の飯生(いいなり)神社の敷地内で突然水が噴きだし、噴出を続けている。
8日夕、神社の例大祭の準備をしていた男性らが気づいた。水は「ブオン」という大きな音とともに30メートル以上の高さまで達し、水温は23度ほど。付近では1958~60年頃、民間業者が天然ガスなどの地下資源を採掘しようとボーリング調査を行ったとされる。
道立総合研究機構の高橋徹哉・専門研究主幹(資源工学)は、天然ガスが地下水とともに噴きだしているとして、「引火すると非常に危険。近づかないで」と注意を促している。現場周辺には、見物人が多く訪れているが、町は現場の半径約50メートル以内の立ち入りを規制している。
小野雄二宮司(58)は「今後の対応を町と協議したい」と話した。
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2022/08/15 15:43:42