「旧小峰城太鼓やぐら」移築工事終了 完成祝う式典 白河市
08月20日 15時21分
国の史跡に指定されている白河市の小峰城跡で、敷地内にある「旧小峰城太鼓やぐら」の移築工事が終わり、完成を祝う式典が開かれました。
旧小峰城太鼓やぐらは、江戸時代の小峰城に存在したとされる建造物で、小峰城にあった建物の中で唯一、現存していることから、昭和39年に市の重要文化財に指定されています。
太鼓やぐらは、東日本大震災の影響や建物の老朽化などによって令和2年から敷地内で移築を伴う工事が進められ、20日、市の関係者などおよそ30人が集まって完成を祝う式典が開かれました。
白河市の鈴木和夫市長は「歴史ある太鼓やぐらを市の観光施設の1つとして、また、歴史的建造物として大切に使っていきます」とあいさつし、このあと、関係者がテープカットを行いました。
太鼓やぐらは、白河市に事前に申請すれば誰でも利用できるということで、白河市文化財課の新国真理恵さんは「地元の方だけでなく、市外の方にも茶室や打ち合わせ場所として利用していただければと思います」と話していました。
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2022/08/21 01:27:17