飛ばせ!特製ロケット 室屋選手「空ラボ」、小中学生が成果発表会
2022年08月22日 09時10分
特製のペットボトルロケットを飛ばす児童ら
福島市在住のエアレースパイロット室屋義秀選手が特別講師を務める子ども向け人材育成プログラム「空ラボ」の成果発表会が21日、同市のふくしまスカイパークで開かれ、受講者が特製ペットボトルロケットを飛ばすなど個性あふれる挑戦を披露した。
空ラボは全5回のプログラム。4年目の今回は県内外の小学3年生~中学2年生計10人が参加し、学年別に3グループに分かれて6月から取り組んできた。
小学5、6年生計5人はペットボトルロケットに挑戦。5人の好物のチャーハンを模した飾り品を先端に入れ、指定の距離まで飛ばすことに挑んだ。
このほか、模擬飛行機の飛行や室屋選手が飛行機で風船を割ってグミの入った袋を落下させる取り組みも披露された。室屋選手は「何か物事を実現させるときの手法は、皆が取り組んできたやり方と同じ。これからも参考にしてほしい」と話した。
エアレース中止「ベストをキープ」
エアレースの新たな国際大会「エアレース世界選手権」が今季、中止となったことについて室屋選手は「十分な準備をしてきたので残念。勝てる態勢も取ってきたと思っている。気持ちを切らさずにベストな状態をキープしたまま、いつチャンスが来ても勝てるようにしておきたい。来年開催されれば出ることになると思う」と語った。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2022/08/22 12:40:53