
仙台育英初優勝 “優勝旗白河の関越え” 神社参拝絶えず 福島
2022年8月27日 11時32分 野球
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夏の全国高校野球で宮城の仙台育英高校が東北勢として初めて優勝し、「優勝旗の白河の関越え」を達成しましたが、白河の関に近い福島県白河市の神社では、優勝から初めての週末となった27日も大勢の高校野球ファンが参拝に訪れています。
かつて東北と関東の境とされた「白河関跡」にある白河神社は、全国高校野球の大会史上、優勝校が出ていない東北地方に優勝旗を持ち帰ってもらいたいという願いを込め、毎年、東北6県の代表校に白河の関の通行手形を送ってきました。
ことしの夏の全国高校野球で宮城の仙台育英高校が東北勢としてはじめて優勝し、「優勝旗の白河の関越え」を達成しました。
優勝を受けて白河神社では大勢の人たちが訪れていて、初めての週末となる27日も、午前中からお参りをしたりお守りを買ったりする参拝客で混雑していました。
埼玉県から訪れたという50代の男性は「宮司の方が何十年も優勝祈願の通行手形を送っていたという話を聞いて、私も野球ファンとして一度訪れたいと思っていました。歴史ある神社だと感じました」と話していました。
宮司の西田重和さんは「高校球児を応援したい気持ちでずっと通行手形を送り続けていたので、今回の優勝は涙が出るほどうれしいです」と話していました。
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Posted at
2022/08/27 12:17:50