日本維新の会 馬場氏を新代表に選出 結束維持 党勢拡大 課題に
2022年8月28日 5時04分
日本維新の会は松井代表の後任に馬場・新代表を選出しました。党内では、創設時から中心的な存在だった松井氏の退任による影響を懸念する声も出ていて、馬場氏としては、党の結束を維持するとともに全国で党勢を拡大できるかが課題となります。
松井代表の後任を選ぶ日本維新の会の代表選挙は27日、投開票が行われ、共同代表を務めてきた馬場伸幸氏が有効投票の8割近くを獲得して、新たな代表に選出されました。
馬場・新代表は「改革を前に進め、日本維新の会を自民党と対じできる政党に大きく育てていきたい。松井代表がやってきたことを継承して新たな飛躍につなげていきたい」と述べました。
そして、共同代表に、副代表を務めてきた大阪府の吉村知事を起用するとともに、藤田幹事長ら党三役をいずれも続投させることを明らかにしました。
ただ、党内からは、創設時から中心的な存在だった松井氏の退任で「党の運営が不安定になるのではないか」といった懸念の声も出ています。
さらに、党が拠点とする大阪以外への支持の広がりが十分でないという指摘も出ていて、馬場・新代表としては、党の結束を維持するとともに、来年の統一地方選挙で地方議員を増やし全国で党勢を拡大できるかが課題となります。
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2022/08/28 08:32:23