
エリザベス女王のひつぎ ロンドンのバッキンガム宮殿に
2022年9月14日 8時41分 エリザベス女王
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8日に死去したイギリスのエリザベス女王のひつぎが13日、北部スコットランドから首都ロンドンのバッキンガム宮殿に戻りました。ひつぎは14日からウェストミンスターホールに安置され、一般の人たちの弔問が始まります。
イギリス北部スコットランドのバルモラル城で96歳で死去したエリザベス女王のひつぎは、13日、空軍の輸送機でスコットランドから首都ロンドンに到着し、女王が長く住まいとしたバッキンガム宮殿に車で向かいました。
沿道には雨が降る中、大勢の市民が並び、国旗を振ったり花を投げたりして感謝の気持ちを表していました。
そして、バッキンガム宮殿の前では、待ち受けた人たちから女王への敬愛を込めた拍手や万歳の声が沸き起こる中、ひつぎを乗せた車は門をくぐり、長男のチャールズ新国王が待つ宮殿へと入っていきました。
息子と訪れた女性は「ひつぎを目の前で見て、感情がこみ上げてきました。70年間も国のために尽くした女王は、どの世代にとってもお手本のような存在です」と話し、その息子は「これは将来、学校で学ぶような歴史的な出来事なんだと実感しました」と話していました。
女王のひつぎは14日、バッキンガム宮殿を出て国会議事堂の中のウェストミンスターホールに安置され、一般の人たちの弔問が始まり、19日、近くのウェストミンスター寺院で国葬が行われます。
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Posted at
2022/09/14 12:33:02