福島と豊橋が「夫婦都市」締結へ 朝ドラ「エール」機に交流活発化
2022年10月07日 09時05分
福島市出身の作曲家古関裕而と妻金子(きんこ)がモデルとなった2020年のNHK朝ドラ「エール」を機に、福島市が、愛知県豊橋市と友好都市を締結する方向で調整していることが6日、分かった。豊橋市は金子の出身地。両市では朝ドラを機に民間交流が活発化しており、"夫婦(めおと)都市"として話題を呼びそうだ。
福島、豊橋の両商工会議所青年部が朝ドラの誘致活動を行ったほか、両市で物産展を開催し、古関夫婦の逸話にちなんだ「エールポスト」を設置するなど民間の交流が生まれている。7月には豊橋市伝統の「手筒花火」が福島市で初披露された。浅井由崇豊橋市長は「行政や民間の交流を盛り上げたい」と述べたほか、将来的に夫婦都市締結を目指す考えも示していた。
15日には豊橋市で開かれる「ええじゃないか豊橋まつり」に福島わらじまつりが参加する。約7メートルの大わらじでパレードし、福島市をPRする予定。当日参加する木幡浩市長は6日の記者会見で「友好都市締結に前向きに取り組むことで一致した。両市の祭りや伝統を見てもらい、市民の中で機運が盛り上がるようにしたい」と語った。
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2022/10/07 12:34:53