学者の渡部潤一さんが名誉館長に
10月07日 19時20分
郡山市のふれあい科学館の名誉館長に、会津若松市出身で国立天文台の元副台長の渡部潤一さんが就任しました。
ふれあい科学館は、宇宙をテーマにした郡山市の科学館で、平成13年10月にJR郡山駅前の複合ビルに入居する形で開館し、日本有数の規模のプラネタリウムなどを備え、子どもなどに人気の施設です。
初代の名誉館長は、漫画家の松本零士さんが務めてきましたが、高齢を理由に退任し、去年6月から空席となっていました。
7日、郡山市役所で、2代目の名誉館長に就任する会津若松市出身で、天文学者の渡部潤一さんへの委嘱式が行われ、品川市長から委嘱状が手渡されました。
61歳の渡部さんは、惑星科学が専門で、国立天文台で、ことし3月末までの10年間、副台長を務めました。
郡山市とは、ふれあい科学館が主催した講演会や審査員を務めた写真展などを通じて、深い交流があったということで、今回は、市から名誉館長の就任を要請したということです。
渡部さんは「郡山にしかできないような展示や教育を通じて、福島県の子供たちが誇りをもってくれる企画ができればいいと思う」と話していました。
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2022/10/08 00:59:12