
3年ぶり連山車、県都照らす 福島稲荷神社例大祭、秋の街彩る
2022年10月10日 09時45分
軽快な太鼓の音とちょうちんの明かりで秋の夜を彩った連山車=9日午後6時20分、福島市・福島駅前通り
福島市の福島稲荷神社の例大祭は9日、主要行事が行われ、3年ぶりに連山車が中心市街地へと繰り出した。秋深まる県都に威勢のいいかけ声や、にぎやかな祭りばやしが響き渡った。
新型コロナウイルスの感染防止対策として規模を縮小し、時間を短縮しながら行われた。各町内から16基の山車が集合順にJR福島駅前を出発。ちょうちんの明かりで彩られた山車が連なって、駅前通りや県庁通りを練り歩いた。
歩道は大勢の見物客でにぎわい、久しぶりに鳴り響く祭りばやしを楽しむ様子が見られた。参加した同市の狩野篤輝さん(18)は「太鼓をたたかせてもらい、手にまめができたけれど、無邪気に楽しんだ。町中がにぎやかでうれしい」と笑顔だった。同日は神輿(みこし)渡御も繰り広げられた。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2022/10/10 10:12:57