福島県知事選挙 現職・内堀氏の3回目の当選が確実に
10月30日 20時32分
現職と新人の2人による争いとなった福島県知事選挙は、無所属で現職の内堀雅雄氏(58)の3回目の当選が確実になりました。
福島県知事選挙の投票は、午後8時までに締め切られました。
NHKの事前の情勢取材や、きょう投票を済ませた有権者に行った出口調査などによりますと、無所属で現職の内堀氏が、共産党が推薦した草野芳明氏(66)を大きく引き離して極めて優勢です。
また、きのうまでに期日前投票をした人に行った調査でも内堀氏が大きく上回っていて、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、内堀氏の3回目の当選が確実になりました。
内堀氏は、長野市出身の58歳。
旧自治省に入省し、福島県に出向して副知事を務めたあと、8年前の福島県知事選挙で初当選しました。
内堀氏は、震災と原発事故からの着実な復興を掲げ、産業の活性化によって急速に進む人口減少に歯止めをかけるとともに、来年春をメドに計画されている福島第一原発にたまる「処理水」の海への放出では、国と東京電力に万全な風評対策を求めると訴えました。
その結果、自民・公明両党や立憲民主党、国民民主党の支持層に加え、いわゆる無党派層からも幅広く支持を集めました。
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2022/10/30 22:18:55