
三陸鉄道の駅に冬の風物詩「柿のれん」 岩手 大船渡
11月11日 17時29分
大船渡市にある三陸鉄道の三陸駅に干し柿をのれんのようにつるした冬の風物詩「柿のれん」がことしもお目見えしました。
「柿のれん」は地元特産の「小枝柿」の渋みを抜くため、のれんのようにしてつるした干し柿で、三陸鉄道、三陸駅のホームに毎年つるされる「柿のれん」は、地域の冬の風物詩として親しまれています。
駅に併設されている観光センターでは、朝から地元の人たちやスタッフ、およそ30人が集まり、専用の道具などを使って柿の皮をむいたあと、ホームにつるしました。
ことしは例年よりもやや大ぶりの柿が目立ち、ホームは、日の光を受けてオレンジ色が一段と鮮やかになった「柿のれん」で彩られました。
三陸駅ではこの「柿のれん」が、来月中旬ごろまでおよそ3000個つるされます。
市内にあるほかの3つの駅も合わせるとおよそ8000個がつるされる予定で、甘みが増すよう十分に干したあと駅の利用客などに配られます。
大船渡市観光物産協会の熊谷祐子主任は「大船渡を訪れる人たちに季節の風物詩として柿のれんの文化を知ってもらい、三陸鉄道の利用促進にもつなげたいです」と話していました。
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2022/11/12 10:52:08