
阿武隈地域の物産展 多くの人でにぎわう 福島
11月19日 11時58分
福島県を縦断する自然豊かな阿武隈地域の特産品を集めた物産展が福島市で開かれ、多くの人でにぎわっています。
福島県は、阿武隈地域の復興を進めようと10年前から物産展を開いていて、ことしも福島市で18日から始まりました。
会場の「コラッセふくしま」には13の団体が出店して、それぞれの市町村いち押しの特産品を販売しています。
このうち飯舘村のかぼちゃは収穫したあとに熟成させ甘みを増しているほか、川俣町のアンスリウムは町が「復興の花」として栽培を進めています。
また、人気が高まっているという小野町のニンニクも売られていて、訪れた人たちは生産者との会話を楽しみながら買い求めていました。
会場では相馬市の海産物を使った寿司と、地元の小学生が農家と一緒にPRしている里芋を使った芋煮もセットで提供されていて、お昼を前に多くの人が阿武隈の味覚を楽しんでいました。
福島市の50代の女性は「きのう来たら売り切れていたので、改めて来ました。けさとれたばかりのブロッコリーと里芋を買いました」と話していました。
福島県の特産品に詳しく、「県産品の百科事典」とも呼ばれる県観光物産館の櫻田武館長は「阿武隈地域は山の幸も海の幸もあり、中通りと浜通りのいいとこ取りの地域なのでぜひ来てください」と話していました。
この物産展は20日まで開かれます。
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2022/11/19 19:20:17