旧統一教会 被害者救済法案 あす衆院通過の見通し
2022年12月7日 12時16分 旧統一教会
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旧統一教会の被害者救済を図る新たな法案は、8日に衆議院の特別委員会と本会議で採決することで与野党が合意し、8日に衆議院を通過する見通しになりました。
今の国会の会期末が今週10日の土曜日に迫る中、旧統一教会の被害者救済に向けて悪質な献金を規制する新たな法案は、6日から衆議院の特別委員会で審議が行われています。
特別委員会は7日朝の理事会で、8日の午前、岸田総理大臣が出席して、質疑を行ったあと、法案の採決を行うことで与野党が合意しました。
これを受けて、衆議院議院運営委員会の理事会は8日の特別委員会のあと、本会議でも採決することで与野党が合意し、法案は8日に衆議院を通過して、参議院に送られる見通しになりました。
新たな法案をめぐって、自民党は、立憲民主党などとの協議を踏まえ特別委員会で、寄付の勧誘を行う法人などが配慮義務を怠った場合、勧告や法人名の公表を行うなどとした修正を行う方向で調整を進めています。
新たな法案への対応をめぐり、立憲民主党の安住国会対策委員長は7日午前、記者団に対し「法案の実効性を高めるために、今、最終調整をしていて『十分』な配慮義務というのは、1つの知恵だ。『十分』というのは軽いことばではなく、法律に入れた場合、その範囲や効力は普通の配慮義務より格段に上がる」と述べました。
そのうえで「残された会期で、参議院で与野党が合意して日程を決めてほしい」と述べ、今週10日の会期末までに成立させたいという意向を示しました。
また、こうした条文の修正が行われた場合、立憲民主党が法案に賛成するかを問われたのに対し、安住氏は「泉代表と岡田幹事長に一任しており、その判断に任せたい」と述べました。
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2022/12/07 12:32:53