「旧伊達郡役所」24日公開再開 桑折、地震から1年10カ月ぶり
2022年12月14日 09時40分
復旧工事が進み、24日に一般公開を再開する桑折町の「旧伊達郡役所」
本県沖を震源とする昨年2月と今年3月の地震で被災し、復旧工事が進められていた桑折町の国指定重要文化財「旧伊達郡役所」で24日、一般公開が再開される。町は同日、クリスマスイブに合わせ、修復を記念したイベントを開き、約1年10カ月ぶりとなる地域のシンボル復活を祝う。
旧伊達郡役所は1883(明治16)年、町民有志の誘致運動で旧保原町から移された。和洋折衷の美しい総2階の建物が特徴で、1977(昭和52)年に国の重要文化財に指定された。
昨年2月の地震で壁にひびが入るなどしたため、桑折町は敷地内を全面閉鎖した。今年3月から復旧作業に入る予定だったが、再び発生した地震で建物内の壁が剥がれ落ちるなど被害が拡大。4月から総事業費約1億2200万円をかけ、復旧工事を進めていた。
イルミネーション、イベントで点灯へ
リニューアルオープン記念イベント「こおりプレミアムクリスマス」が24日午後1時から、現地で開かれる。入場無料。午後3時から福島市出身のシンガー・ソングライター「MANAMI(マナミ)」さんらが出演するコンサート、同5時からはイルミネーションの点灯式が行われる。問い合わせは町総合政策課(電話024・582・2115)へ。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2022/12/14 12:34:48