伊達橋の仮橋、14日着工 23年10月完成見通し、機材搬入路整備
2022年12月14日 09時45分
国土交通省は14日から、本県沖を震源とした3月の地震で被災し、全面通行止めとなっている国道399号の伊達橋(伊達市、延長288メートル)の仮橋整備を始める。国交省福島河川国道事務所が13日、発表した。まずは機材の搬入路などを整備し、来年1月18日に仮橋本体の工事に着手する。仮橋は来年10月にも完成する見通し。
伊達橋の復旧は、国の権限代行で進められている。伊達橋は1級河川の阿武隈川に架かり、復旧工事に相当期間を要することから、仮橋を設置することを決めていた。
仮橋は伊達橋と伊達橋歩道橋の間に架けられる計画で、全長は299メートル。完成すれば車両の対面通行が可能となる。全長290メートルのうち84メートル分で、北海道開発局と関東地方整備局が所有する応急組み立て橋を活用するなど、工期やコストの縮減を図る。
補正に33億円計上
福島河川国道事務所によると、国交省は仮橋の設置や伊達橋本体の撤去費用などとして第2次補正予算に約33億円を計上した。
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2022/12/14 12:37:06