東北道本宮ー二本松IC間、橋改修で迂回路設置 4車線で渋滞回避へ
2022年12月16日 09時10分
東日本高速道路(ネクスコ東日本)は2023年度、橋の改修工事が予定されている東北道本宮―二本松インターチェンジ(IC)間の一部区間に2車線の迂回(うかい)路を設置する。上下4車線を常に確保して改修工事中の渋滞を避ける。同社管内では初めての大規模工事となる。
同社福島管理事務所が15日、福島民友新聞社の取材に明らかにした。迂回路は二本松市から大玉村にかけての延長約810メートルで、来年5月までに設置する。時速60キロの速度規制をかけ、現在使用している上下線4カ所の橋が改修を終えるまで約半年間使用する。
一般に高速道の改修は上り線、下り線ごとに対面通行規制を実施して行うが、本宮―福島西IC間の平均交通量は1日約4万台と比較的多いため、迂回路で車線数を維持し渋滞発生を抑える。
同事務所管内(本宮―白石IC間)には上下線で計112カ所の橋があり、路面を支える鉄筋コンクリート床板の調査と改修が順次進んでいる。同事務所は今後、渋滞が予想される区間では迂回路の設置を選択肢の一つとしていく考え。
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2022/12/16 12:43:49