地震被害の郡山市「開成館」4月以降に復旧作業の見通し
01月10日 06時16分
おととしと去年の2度の地震で被害を受けて休館が続いている、郡山市にある資料館「開成館」は、ことし4月以降、復旧作業が始まる見通しとなりました。
「開成館」は、明治時代に郡山市の開拓を進めた「福島県開拓掛」が置かれた県の重要文化財ですが、おととしと去年の2度の地震で、建物の外壁や内壁が全面的に壊れるなど大きな被害が出ました。
さらに、建物の老朽化や耐震性にも問題があり、休館が続いていて復旧の見通しは立っていません。
郡山市は、およそ2100万円をかけて、去年8月から被害の確認や老朽化で痛んだ部分の調査を進めていて、これらの調査結果などをふまえてことし3月末までに復旧の方針を決め、4月以降に作業を始めることにしています。
郡山市文化振興課は「郡山市の開拓の象徴として、後世に引き継げるよう復旧に取り組んでいく」としています。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2023/01/10 12:40:34