
地震被害の「伊達橋」仮設の橋の設置工事始まる
01月18日 18時49分
伊達市で、去年3月に震度6弱の揺れを観測した地震で被害を受け、通行止めとなっている橋の代わりとなる仮設の橋の設置工事が始まりました。
伊達市の阿武隈川にかかる「伊達橋」は国道399号の鉄橋で、伊達市中心部と福島市の北部地域などをつなぐ交通の要所として、1日平均およそ1万4000台の車が通行していましたが、去年3月16日に市内で震度6弱の揺れを観測した地震で被害を受け現在も通行止めが続いています。
福島河川国道事務所は、道路を管理する県に代わって、復旧を進めていますが、数年程度かかると見込まれることから、すぐ南側に代わりとなる仮設の橋をかけることになり、18日から設置工事が始まりました。
工事では、橋脚にするための長さおよそ26メートルの鉄製のくいを建設用の大型機械を使って地面に打ち込んでいきました。
仮設の橋は、早ければことし10月にも開通する見通しだということです。
福島河川国道事務所道路管理課の小曽根晃専門調査官は、「伊達橋は、昨年3月から10か月近くも通行止めになってしまっていてご不便をおかけしています。阿武隈川にかかる大事な橋なので、仮の橋を1日でも早く開通させ地域の交通路を確保したい」と話しました。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2023/01/18 20:46:38