
将棋「王将戦」第2局 羽生善治九段が藤井聡太五冠相手に攻勢
2023年1月21日 19時06分
将棋の八大タイトルの1つ「王将戦」の第2局が大阪で始まり、タイトル防衛を目指す藤井聡太五冠(20)とタイトル通算100期がかかる羽生善治九段(52)の対局の初日が終わりました。
「王将戦」第2局の会場は大阪・高槻市の温泉旅館に設けられ、羽生九段が入室したあと藤井五冠が盤の前に座り、午前9時に対局が始まりました。
対局は、先手の羽生九段が攻撃を仕掛け、藤井五冠が応じる展開で、序盤から大駒の「角」や「飛車」を交換する場面が何度も見られました。
羽生九段は攻め続け、午後6時を過ぎたところで次の1手を紙に書いて立会人に渡す「封じ手」を行い、初日の対局を終えました。
藤井五冠はみずからが持つタイトルのうち、今年度すでに「叡王」「棋聖」「王位」「竜王」の防衛に成功。
「王将戦」は今年度5回目のタイトル防衛戦です。
一方、羽生九段は史上初の「七冠」達成や公式戦1500勝到達など、数々の記録を打ち立てているほか、タイトル獲得数は歴代最多の通算99期を誇り、今回の「王将戦」を制すと100期の大台に乗ります。
2人は、タイトル戦としては今回の「王将戦」が「初顔合わせ」で、今月8日と9日の第1局は藤井五冠が勝っています。
「王将戦」七番勝負はことし3月にかけて日程が組まれ、先に4勝したほうがタイトル獲得となります。
第2局の勝敗は22日午後に決まる見通しです。
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2023/01/22 00:52:18