
「特撮塾」の中高生 怪獣が街を壊すシーンを撮影 須賀川市
10月10日 19時28分
子どもたちが1年近くかけて特撮映画作りを体験する須賀川市の「特撮塾」で、最大の見どころとなる怪獣が街を壊すシーンの撮影が今月7日に行われました。
この「特撮塾」は、特殊撮影監督の円谷英二さんの出身地で、特撮で地域を盛り上げる取り組みをしている須賀川市が去年から始めました。
地元の中高生たちがプロの指導を受けながら1年近くかけて特撮映画作りを体験するもので、今月7日にはことしの塾生7人が参加して、市内の公園で最大の見どころの怪獣が街を壊すシーンの撮影が行われました。
最初にまち並みを再現したミニチュアの建物や木などを並べた上で、カメラの撮影を考えて位置を調整しました。
その上で、腕にカッターの刃のようなものが付いた怪獣を着ぐるみで再現し、建物をなぎ倒しながら街を破壊する様子を撮影しました。
塾生の高校1年の男子生徒は「特撮は初めてだからこそ楽しいことがたくさんあります。みんながおもしろいと思える作品にしたい」と話していました。
講師を務める映画監督の田口清隆さんは「天気がよくありませんでしたがいいものが撮れたと思います。子どもたちは愛情をこめて撮影しているので丁寧に指導していきます」と話していました。
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Posted at
2023/10/11 21:00:47