ウクライナ東部で激しい戦闘 ロシア軍 ミサイルの在庫を増加か
2023年10月13日 19時42分
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ロシア軍は、ウクライナ東部ドネツク州で攻撃を強め、ゼレンスキー大統領もこの地域での戦闘に「特別な注意を払っている」とし激しい戦闘が続いているとみられます。こうした中、ロシア軍がミサイルの在庫を増やしているとの指摘が出ていて、冬に再びロシア軍の攻撃が激化することにウクライナ側は警戒を強めているとみられます。
ウクライナ軍の報道官は12日、地元メディアに対し、東部ドネツク州のアウディーイウカ付近でロシア軍が空爆などを繰り返していると述べたほか、ウクライナのゼレンスキー大統領は「この地域での戦闘に特別な注意払っている」と述べました。
また、アメリカのシンクタンク「戦争研究所」も12日、「ロシア軍がアウディーイウカ周辺で大規模な攻撃が続いているもようだ」との見方を示したうえで、「ロシア軍は大きく前進はしておらず、ウクライナ軍を即座に切り崩す可能性は低い」と分析していて、激しい戦闘が続いているとみられます。
こうした中、イギリス国防省は13日、ロシア空軍は9月21日以降長距離爆撃機からの攻撃を行っていないと指摘し「ロシア空軍は冬のウクライナへの激しい攻撃を想定して、ミサイルの在庫を増やしている可能性が高い」との見方を示しました。
ロシア軍は去年、冬の時期にインフラ施設などへの攻撃を繰り返し、ウクライナは深刻な電力不足に陥っていて、ウクライナ側は警戒を強めているとみられます。
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2023/10/13 21:01:57