飼育員が死亡した「東北サファリパーク」28日から営業再開
10月27日 20時01分
先月末、飼育員がライオンに襲われて死亡する事故があり、休園が続いていた福島県二本松市の「東北サファリパーク」が、事故の再発防止策をとった上で28日から営業を再開することになりました。
二本松市の「東北サファリパーク」では、先月28日、50代の男性飼育員が屋内の飼育施設でライオンに襲われて死亡する事故が起き、施設は事故の直後から休園が続いています。
施設や福島県などによりますと、飼育員は「おり」の中にエサを置いて通路に出たあと、「おり」と通路を隔てる扉を開けたまま屋外にいるライオンを「おり」に収容し、襲われたということです。
県によりますと、施設は、ライオンなどの猛獣のエサを「おり」の中に置くときは扉を開けずに鉄格子のすき間から入れる方法に改めるなどとする再発防止の計画を今月23日に県に提出し、27日、県の担当者が施設を訪れて確認した結果、内容に問題はないと判断したということです。
これを受けて、東北サファリパークは、28日から営業を再開するとホームページで公表しました。
東北サファリパークは「亡くなられた飼育員のご家族に心よりお悔やみを申し上げます。再び事故が起こらないよう最善を尽くして参ります」とコメントしています。
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2023/10/28 00:57:23