いわきのクマ目撃、正体は小動物か 「イタチやアナグマの可能性」
2023年12月02日 08時05分
いわき市は1日、同市洋向台でのクマの目撃情報を受けて現地を調査した結果、「イタチやアナグマなどの小動物の可能性が高い」との見解を示した。
11月30日夕方に目撃情報があった現場周辺で仕事をしていた作業員が1日朝に動物の足跡を撮影し、市に提供。市は県自然保護課に写真を送付して見解を求めたところ、県から「クマではなく小動物の足跡」との連絡があったという。市の担当者は「不安に感じている市民が多く、慎重な情報発信が必要だと考えた。写真の足跡が目撃されたクマのものと断言はできないが、小動物という可能性が高まったと考えている」とした。
市内では洋向台のほか、11月5日に遠野町でクマの可能性がある動物のふん、同21日に田人町の鮫川河川敷でクマ1頭、同28日に平豊間の公園でクマ3頭が目撃されていた。
ただ、洋向台や平豊間は沿岸部のため、クマの生息地とみられる山間部から距離があるため、市は他の動物の可能性もあると判断し、混乱を避けるため防災メールの発信を見送っていた。
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2023/12/02 10:15:21