
八十里越、26年秋~27年夏開通へ 只見-新潟、工事で時期に幅
2023年12月16日 09時50分
国土交通省と県などは15日、只見町と新潟県三条市を結ぶ国道289号で不通区間となっている「八十里越(はちじゅうりごえ)」(延長20.8キロ)について、2026年秋から27年夏に開通する見通しになったと発表した。これまでは26年度にも完成するとしていた。工事区間では今夏の豪雨で斜面が崩落したり、想定外の強固な岩盤が発見されたりしたことから、追加工事が必要になっており、開通時期に幅を持たせた形となった。
只見町側の県施工区間(同7.8キロ)では、トンネル用地の取得に時間がかかり、追加の雪崩対策も必要になっている。そのため開通の際は一部で現道を活用した暫定開通となり、全線で冬期間通行止めとする。
国交省などは「暫定開通後、県施工区間の工事が完了次第、通年の全線開通となる。その時期についても精査していく」とした。
八十里越を巡っては、山や谷で地形が険しく、国交省と県、新潟県が区間を分けて工事を担っている。このうち新潟県境の区間(同11.8キロ)は、国が直轄権限代行で整備している。
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2023/12/16 11:07:55