ホテル宿泊客101人食中毒 福島市 運営会社を営業停止処分
01月11日 16時46分
今月2日と3日に福島市のホテルに宿泊した客101人がおう吐や下痢などの症状を訴え、市は食中毒と断定し、ホテルの運営会社を11日一日、営業停止処分にしました。
営業停止の処分を受けたのは福島市町庭坂にある花月ハイランドホテルを運営する星野商事です。
福島市によりますと、今月4日、ホテルから市の保健所に「宿泊者の中におう吐や下痢の体調不良を訴えている人が複数人いる」と連絡がありました。
保健所が調べたところこれまでに、今月2日と3日にホテルに宿泊して食事をした5歳から91歳の男女101人がおう吐や下痢、発熱などの症状を訴えていることが分かったということです。
入院するなどの症状が重い人はいませんでした。
福島市は2日と3日の両日に提供され、患者の多くが食べていた刺身が原因の食中毒と断定し、ホテルの運営会社を11日一日、営業停止処分にしました。
福島市保健衛生課は食事を提供する事業者に対し「生の魚介類の提供は食中毒のリスクがあるので、一度冷凍して寄生虫を死滅させる対応が望ましい」と注意を呼びかけています。
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2024/01/11 18:43:12