福島県内、健康保険料率9.59% 協会けんぽ、2年ぶり引き上げ
2024年01月17日 09時25分
全国健康保険協会(協会けんぽ)福島支部は16日、福島市で評議会を開き、新年度の健康保険料率を本年度より0.06ポイント高い9.59%に引き上げることを承認した。引き上げは2年ぶり。今月下旬に協会が保険料率の変更について厚生労働相に認可申請する予定。
標準報酬月30万円の場合の保険料負担(1人当たり、労使折半後)は月額1万4385円で、90円の負担増となる。同支部によると、被保険者が減少する一方、2022年度実績データを基に見込んだ24年度の加入者1人当たりの医療給付費が23年度を上回ったという。この医療給付費にかかる調整前所要保険料率が上昇していることが引き上げにつながる要因となった。
一方、新年度の介護保険料(全国一律)は本年度より0.22ポイント低い1.60%に引き下げることを承認した。
協会けんぽが運営する健康保険は中小企業などの従業員や家族らが加入する。県内の加入者は昨年9月時点で約3万7600事業所の約62万6000人。
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2024/01/17 13:01:57