
造船所で船を造るドックと建造中の漁船が全焼 相馬市
02月16日 17時47分
16日未明、相馬市の松川浦漁港の近くにある造船所で船を造るドックと建造中の漁船が全焼する火事がありました。
けが人はいませんでした。
16日午前2時半ごろ、相馬市尾浜の造船所「松川造船」から火が出て警備会社が警察に通報しました。
警察によりますと、火はおよそ7時間半後に消し止められましたが、船を造るドックと建造中だった底引き網漁の漁船が全焼しました。
この火事によるけが人はいませんでした。
「松川造船」は、県内有数の規模の松川浦漁港の近くにあるこの地区では唯一の造船所で、漁業関係者によりますと、全焼した漁船を含め、あわせて4隻の底引き網漁の漁船を建造する予定だったということです。
地元では震災と原発事故からの復興に向かう漁業への影響を心配する声が上がっていて、漁業者の四栗久光さんは、「半年に1回は船底の塗装などの手入れでお世話になっていたので不便になります」と話していました。
底引き網漁の船主でつくる団体の会長をつとめる高橋通さんは、「漁業や地域の復興に重要な施設なので、いち早く復旧してもらい我々の力になって欲しい」と話していました。
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2024/02/16 19:00:20